3つのタブレットを使って。
(2014年2月4日)

カテゴリ:雑記
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tabletsタブレットを3つ持っている。一昨年の暮れに初期型のNEXUS7を買って、これはwi-fiで自宅使用。妻が主に使う。

同じ頃に、kindleのpaper white を入手して、これは僕が持ち歩いている。

で、先月にipad mini を購入して、これは僕が使っている。

こう書くと、「タブレット・マニア」のように思われそうだが、実際には使用用途がかなり限定されている。webを見て、外ではメールをやり取りするが、基本は「読むため」の道具だ。動画は見ないし、音楽はスピーカーでしか聴かないので、何だかもったいない気もするが、それでも十分に重宝している。スマートフォンをやめたので、必要なデバイスなのだ。
NEXUSは「試し」くらいのつもりで買ったけど、これで紙の新聞はやめることになった。そしてスマホをやめて「ガラケー+タブレット」にする時に、電波の問題でauを選ぶことにした。都内はともかく、よく行く地方のエリアではau以外LTEの波が来ないのだ。
それがipad mini を買った理由であって、電波さえクリアできればNEXUSでもよかったのだ
3つ比べて、いろいろ感じたのだが、この7インチ近辺のタブレットで、自分にとって一番大切なのは「大きさ」だと感じた。
というか、個人的にはNEXUSの方がいい。auの波が使えれば、そっちにしたいくらいだ。

理由は簡単で、「幅の差」なのだ。

NEXUSは120mm。新しいモデルはさらに短いようだが、これは親指と小指で挟むように保持できる。僕の手の幅はピアノで1オクターブは普通に叩けるけど、1つ伸ばした9度が限界。これは、日本人としては標準的だと思う。

NEXUSは「1オクターブ」より短いくらい、の感覚で安定的に持てるがipad miniだと15ミリ弱大きい。オクターブちょうどくらい。だから左下を手のひらと親指で支えるような感じで持つのだが、屋外で立ったまま持つと結構不安定な感じになる。

一方で、kindleのpaper whiteは、NEXUSと同じくらいの幅で背が低くて軽い。長い間読むにもラクだ。

あらためてipad miniとNEXUSの比較記事をいろいろと読み直すと、この「幅の差」には触れられてはいるけれど、あまり決定的な差としては書かれてない。やはりディスプレイやアプリケーションの話になる。

そして、プロの批評家はipad miniをより高く評価しているようだ。

ただ、今後は僕のような低関与のユーザーが7インチタブレットになだれ込んでくるだろう。

そうなると、タブレットの選択基準も変わってくる。この十数ミリの差が、解像度やアプリ以上に効いてくるように思う。