2016年02月アーカイブ

東京コピーライターズクラブ(TCC)という団体があって、そこでは毎年「優れたコピー」を評価して賞を出している。その賞のポスターのコピー、というか団体のあり方について、強い疑問を呈したブログを読んだ。

東京コピーライターズクラブ(TCC)は、そろそろ解散すべきだと思う。

「コピーライターの目のつけどころ」というブログなので広告ビジネスに関わってきた人が書いている。タイトルは結構激しいが、内容を見て「ああ、そうだよな」と思った。筆者が怒っているのは、「誰に褒められたいんですか?」という募集コピーだ。「いいね!」などをもらうよりも、「一番厳しいあの人に褒められたい。ですよね?」という結びで終わっている。つまり、業界の長老に認められることが最大の価値だというわけだ。

このTCCという団体だが、まず「新人賞」を獲得することで入会できる。新人賞と言うと、スポーツなどでは「リーグで1人」という感じだが、TCC毎年20名ほどが授賞する。ちょっと個人的なことを書いておくと、僕は社会に出て30歳までコピーライターだったが、この賞は獲れずにリサーチを志願して異動した。だから、TCCには憧れとちょっとした劣等感がある一方で、後に自分が研修を担当した若手が新人賞を受賞するととても嬉しい。

クリエイターは確固とした基準のないまま、悶々と悩むことが多いし、会社の先輩も好き勝手なことを言うから、第三者からのお墨付きは大きな自信になる。そういう意味で、広告賞のなかでも「新人賞」には意義があると思っている。 >> クリエイターは褒められるために働くのか?の続きを読む