2016年06月アーカイブ

IMG_1712ルイ・ヴィトンについての強烈な印象は、18年前のロンドンのホテルだ。

ちょうど今頃だったが、エントランスにフェラーリが止まっていて、それだけなら驚かないのだが、ナンバープレートがアラビア文字だったのだ。

聞いたところによると、中東からバカンスのご一行が来ているらしい。

やがて、一人だけ民族衣装に身を包み、他はスーツという「大名行列」がロビーを横切っていった。

そして、その列の最後に高く積まれたルイ・ヴィトンのバッグがワゴンに乗せられて静々と動いていく。これが「正しいルイ・ヴィトン」なんだな、とつくづく感じた。

ちなみに、この旅はダービーがきっかけだった。スペシャルウィークとボールドエンペラーのおかげで相当の収益を得たので、敬意を表して英国に行くことにしたのだった。

昨日、麹町の「ルイ・ヴィトン展」を見た。一貫したテーマは「旅」だ。そして、ルイ・ヴィトンの機能性と革新性を前面に押し出した展示だったと思う。 >> ヴィトンの旅、ヴィトンとの旅。【ルイ・ヴィトン展@TOKYO】の続きを読む