2017年05月アーカイブ

CMの「炎上」が止まらない。

ユニ・チャームの「ムーニー」が2016年12月に作った動画が、今になって「炎上」したらしい。こちらの辺りの記事で知った。その後もいろいろな人が、いろいろと書いているけれど、どうやらCMにおける「リアリティ」の捉え方が急速に変わっているように感じる。

広告はフィクションはノンフィクションか?これは、結構おもしろい問いだ。

それは、フィクションであり、ノンフィクションだと考えていいだろう。展開されるストーリーの多くはフィクションだ。タレント同士が恋人役を演じていても、それは「お約束」だ。ある程度の誇張も許容される。

一方で、商品自体の情報はノンフィクションでなくてはならない。事実を伝えなければ、問題になるし、それは法規制にも引っかかる。だから、一部の誇張表現や、「NO.1」みたいな表現には但し書きがある。

この、フィクションとノンフィクションの狭間で「事故」は起きる。それは何でだろう?と考えると、3つほどの理由があると思う。 >> CM炎上は正義がもたらす「表現狩り」か。の続きを読む