2017年12月アーカイブ

近所のスーパーで、歳暮のカタログがあった。

贈る習慣はないが、ついつい見てしまう。「老舗・名店の逸品」とか、「もぎたてフレッシュ便」とかいろいろ工夫が凝らされている中で、「私はずっとここですけど」と静かに主張しているモノたちがいる。

ハムだ。

ハムといっても、薄いハムではない。贈答用のズッシリしたハムだ。日持ちはするし、嫌いな人はまあいない。だから今でも定番なのだろう。しかし、改めて見て驚いた。

ネーミングがすごいのだ。重々しいというか、大仰というか、猛々しいというか。申し合わせたように筆文字だ。そうだ、中身ではなくラベルのデザインもズッシリなのだ。

ううむ、これは「ますらおぶり」とでも言うのか。既に本来の意味から遠い気もするが、外れてもいない気がする。

まず、伊藤ハムは「伝承」だ。しかし、それだけでは弱いと感じたのだろう。「伝承献呈」とある。もう、これは頭を垂れるしかない。そして、黒豚は「黒の誉」だ。誇り高き黒豚の雄姿が目に浮かぶ。

日本ハムは「美ノ国」だ。「うつくしのくに」と読むらしい。ややソフトであるが、もちろん筆文字である。

プリマハムは「匠の膳」に「匠の逸品」と来る。もう、ここまで色々と書いているだけで口の中にはハムのうま味と触感が溢れてくるようだ。 >> ハムのネーミングの「ますらおぶり」と、あのミニバンのCMについて。の続きを読む