2018年05月アーカイブ

サッカーの本田圭佑選手がNHKの「プロフェッショナル」で語った言葉が話題になっている。人によっては、話題というより「問題」だと思うようで、「ハリルのやるサッカーに全て服従して選ばれていく」ことを否定した発言が引っかかったようだ。

「監督のいうことに従うだけでなく」と言えば、それはトップクラスの選手の普通の考えかもしれない。ただ、「服従」って、普段使うかな?

本田の言葉選びのセンスというよりも、ある種の本音が出たのかもしれない。ただ僕は本田の発言よりも、別の人の言葉にずっとモヤモヤしていたのだけれど、今回の「服従」の一件でなんかいろんなことがわかってきた感じもする。

それはサッカー協会の田嶋幸三会長の「解任発表会見」の言葉だ。

「選手とのコミュニケーション、信頼関係が薄らいできた」という発言を聞いて、ずっと「この人は大丈夫だろうか」と思っていたのだ。

今回改めて分かったんだけど、田嶋氏は「コミュニケーション」という言葉の意味をよくわからず、しかも本人がコミュニケーションをきちんとしていなかったんじゃないか。

コミュニケーションという言葉は、カタカナのまま使われている。それには理由があって、「伝達」だとニュアンスが違う。 >> やっぱりJFA田嶋会長の「コミュニケーション」は謎。の続きを読む