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あの学園をめぐる騒動で、教育勅語が話題になっている。

そういう学校に身内を通わせる気には全くならないけれど、自分の周囲を見ているとメディアや識者が「けしからん!」というほどに、みんなが怒っている感じでもない。

何でかなあと思ったんだけど、あの学園をめぐる話は時おりテレビでやってる動物ドキュメンタリーの「珍獣特集」を見ている気分に近い。珍獣を叱っても、しょせん珍獣だ。

一国の首相や家族の周りに珍獣が群がっているという構図はムズムズするし、嫌な感じはあるけれど、国会がずっと珍獣に振り回されているのも結構妙な感じがする。

あと、もう一つあるのが「所詮学校なんてそんなものだろ」という気分じゃないだろうか。教育勅語は確かにどうかとおもうけど、僕の小学校の頃は、先生の言ってることは相当偏っていた。まあ時代的には基本左なので「聞け万国の労働者」とか「インターナショナル」を歌わせていた先生もいた。

ただ、それに感化されるかというと子どもはそのあたりを見切っていたのだろう。そういう教育者が多かったとは言え、左派勢力は多数派にならなかった。

たぶん、「あの先生、また始まったよ」くらいの感じだったのだろう。

ただ、今にして思うと僕が小6の時に担任はすごかった。右とか左とかではなく、とある新興宗教の熱心な信者だったのだ。しかも、その宗教団体というのはいまや国政の一翼を担うあの政党の母体である、あの会だ。 >> 教育勅語どころか、僕が小6の時に唱和してたのはあの人の詩だよ。の続きを読む



3月10日の日経流通新聞は東北観光の特集だった。震災から6年を前にしての企画だが、インバウンドの急増とは無縁で日本人客にも敬遠されがちで「観光産業の復興は鈍い」と書かれている。

特に、福島県は厳しいようだ。

その中に外国人観光客を呼び込んだ成功例として「磐梯山温泉ホテル」のケースが取り上げられている。「外国人が少ない」ことを逆手にとったということで、経営する星野リゾートの星野佳路社長のインタビューが掲載されていた。

その中で「福島の件名変更が観光には一番プラスに働くと思っています」という提案をしていた。「海外で営業して魅力を語っても『フクシマ』と名前を出した途端に拒否反応が出ます」と、実体験から言っているのだろう。

さて、この提案をどう思うか。もちろん言った本人も「色々なセンチメンタルな反論があるのも分かりますが、実際に海外に営業に行って反応を聞いてみてほしい」と言う。みんなが諸手を挙げて賛成するとは本人も思っていないのだろう。

この「県名変更」だが、福島原発は「県名」を冠した発電所だ。原子力発電だと、他には「島根」だけで、このことが「福島丸ごと」のイメージダウンになった一因だ。そして、星野氏の発想にはある種の合理性があることは確かだと思う。

>> 「福島は県名変更を」と星野佳路は言うけれど。の続きを読む



家には黒猫がいる。飼い主のひいき目だが、結構可愛いと思う。

そして、僕はクロネコのヘビーユーザーでもある。自宅で仕事をしているので、アマゾンをはじめとした通販はいろいろと助かる。

つまり、黒猫の世話をしつつ、クロネコの世話になっている。それを知っているのか、クロネコの持ってきた箱に、黒猫は入り込む。いや、それはどこの猫でもそうなのか。

いまヤマト運輸をめぐるニュースが連日のように飛び交っている。SNSを見ても、周りの空気もヤマトに同情的だ。

「値上げも27年ぶりならやむを得ないだろう」

「少し不便になっても構わない」

「アマゾンがやり過ぎで、そこまで早くなくてもいいよ」

そんな感じだ。

このあたり、総量抑制から、未払い残業代の話、さらに値上げに至る一連の情報コントロールの可能性については、いろいろな見方がある。どこまで意図的かはわからないが、なるほどなと思うところはある。 >> 日本人が「ヤマトびいき」になるのは現場の力だと思う。の続きを読む



91rrcimpblインターネットの時代になって、いろんな人が専門家のようなことを言うようになった。ただし、どんな分野でもそうなるわけじゃなくて、いきなり「ステンレスの冶金」について語る人が増えたわけじゃない。そもそも、冶金を「ちきん」と読んでしまう人だっているだろう。

そんな中で「マーケティング」については、語る人が増えた。そして、その際にはいろんな数字が引用される。ところが、この数字というのが曲者だ。

この本は、そういう「マーケティングの谷間」に落ちている「生半可な常識」を鮮やかに斬っていく。

たとえば、典型的な「若者の○○離れ」なんかは、いい例だろう。ビールや海外旅行、クルマ、そして果物などの例を見ていくと、意外な背景が見えてくる。

「今の若者は」と下手に言うと、「そんなのギリシャ時代から」とか反論されちゃうので、一生懸命データを出して来たら、それがますます変だったというような話だ。

「保育園建設に反対してるのは誰か」などは、データで見ると納得するし、イメージが先行していることがわかる。また「飲酒やめると早死にするって本当?」というのは、典型的なサンプルの読み方違いの可能性がある。いわゆる「ドクターストップ」を受けている人が、相当いるかもしれない。 >> 半端なマーケティングもどきが一番やばい。「だから数字にダマされる」の続きを読む



選挙が終わった。

いまの日本の課題山積み状態で、改憲手続きをすることには反対だ。おそらく重要な政策立案が停滞して先送りなるからだ。

だからといって、最近の野党とその支持勢力が「お前らわかってないけど大変なんだぞ」的に、どこか国民に説教している感じはどうしても馴染めない。

「改憲勢力2/3超」とはいえ、いまの手続法だと、そもそも条文ごとに国民が賛否を示す。そう考えると「改憲」を丸ごと否定するのは、実はどこかで国民を信頼していないように感じてる。

それがこういう結果になっていると思う。そして、野党勢力に足りないのは「想像力」だろう。

そもそも、国政レベルで与党は3連勝してきて、安倍内閣の支持率も相当に安定的だ。そういう中で野党勢力に必要なのは「支持者の気持ちを想像する力」だろう。彼らの気持ちを変えなければ、ずっと少数派なのだ。

なぜ、ここまで想像力がないのだろうか。そして、一部の人は思い通りにならない選挙結果を呪詛して、現実をみない。

1つ気になるのは、昨年の安保法案の際の国会デモだ。今回の野党共闘のきっかけにもなったようだが、あそこに勘違いのもとがあったと思う。 >> 野党勢力に決定的に足りないのは「想像力」だと思う。の続きを読む