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miho国内の美術館の多くは都市部にあるが、郊外や山麓などにもユニークなものが結構多い。

関東圏だと箱根や信州などの観光地に有名なものがあるが、その他にも千葉県の川村記念美術館や群馬の大川美術館など、「そのために」行くような立地の施設もある。

今回行ったのは信楽のMIHO MUSEUM(ミホミュージアム)だ。「信楽」というのも関東在住の者にはなかなかピンと来ない。狸で有名な信楽焼の町らしいとわかるが、アクセスを調べると石山駅から送迎バスで50分というが、石山駅というのもよくわからない。

結局、京都からレンタカーを借りて向かうことにした。1時間くらいで行けそうなのだ。そうなったら京都へも行こうかということで金曜の朝に出立して、その日はミホミュージアムへ行き、京都に戻って日曜夕まで滞在しようという計画にした。

ミホミュージアムは前々から関心があった。コレクションに定評があるし、建造物としてもユニークだという。今回は伊藤若冲の「樹花鳥獣図」が静岡県立美術館よりやって来て、プライスコレクションの「鳥獣花木図」と一緒に展示される。

後者の方は、2006年の東京や2013年の福島でも見たが、前者の方は静岡へ行こうかと思いつつタイミングを逸していた。 >> 向かい合う若冲~春のミホミュージアムの続きを読む