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最も優れた人が組織のトップになるとは限らない。
これは疑問と言えばそうなのだが、歴史を見ていると「困った人がトップになる」ことの方がよっぽど多いような気がする。特に歴史の変曲点では「困った人があふれた時」に起きるので目立つかもしれない。
 ただし現在において政治家はもちろん、経営者の中にも困った人は結構多い。とりわけメディアや広告の世界というのは元々閉鎖的なこともあって、経営者の言葉も内向きになりやすい。

最近もよく耳にする「経営者の言葉」の中で「これが出たらやばい」というのを3つほど挙げておこう。「まだそんなことを」と思うかもしれないが、結構根強かったりするらしい。メディア関係だけに限らないようだが。

◆現場主義

これほどわかったようでわからない言葉もない。「事件は会議室で起きてるんじゃない」という某刑事の言葉に若い人が共感したことを漏れ聞いたオジサンが慌てて言い出したようで、いまだに結構耳にする。
ただ、あえて「現場主義」を口にする経営者は「現場のことしかわからない」ことが殆どだ。マクロが苦手なだけなんだけれど、その反動で「戦略」とかを忌み嫌ったりするわけで。
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