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amazonのクリエイティヴィティ。
(2008年5月26日)



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では、広告で態度変容が起きるようなメッセージってどうやって作るものなのだろうか?何百というコピー案やデザイン案を並べて「人の心が動く」ようなクリエイティヴを考えることが、これからも求められるのだろうか?
ウェブ広告などに携わり、ターゲティングの精緻化こそが重要と主張する人の中には、そうしたクリエイティヴは不要どころは、邪魔だという人もいる。「余計なクリエイティヴはうざい」ということなのだろう。
余計なメッセージよりシンプルに「お勧めのもの」があれば十分という考えである。
分かりやすい例でamazonの「この本を買った人は、この本を買っています」というメッセーについて考えてみよう。このメッセージは、態度変容を起こすのに十分なメッセージなのだろうか。それとも、よりクリエイティヴィティが必要なのだろうか。

視点を変えてみよう。あなたがレストランに行って、メニュー選びに迷っている時、こんな風に言われたとする、
「アスパラの前菜を選んだ人は、メインに鴨を合わせる人が多いです」
何を選ぼうか迷っている人にとっては、この「事実情報」で十分なのではないだろうか。
「アスパラのほんのりした苦味の後には、野性味のある鴨の肉が素晴らしいと思います」
このような「クリエイティヴィティ」はむしろ邪魔かもしれない。

amazonのレビューを読んで混乱するよりは、「誰が何を買っているか」の方が態度変容を起こすのではないだろうか?
こう考えると、態度変容を巡る話について、現時点での着地点が見えてくる気もする。少なくても、「いいアイデアが心を動かす」という信仰は、少々無邪気に思えるのだ。




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