さて、「境界線上」と称して、広告の今までとこれからについて考えてみたんだが、今ひとつスッキリしない。
ブログでまとまったテーマを書いていて分かったのだけれども、単行本を書くときのように正確を期そうと思いすぎないほうがいいようだ。何となく「ザックリ」と捉えた方がいいように思うのである。
そこで今の広告業界にいるプレイヤーをザックリ4つに分けてみる、ということを考えてみた。
タテが「マス」と「非マス」(ネット)である。いわゆるオールドとニューはこの棲息エリアとある程度一致する。
ヨコが左脳(理性)と右脳(感性)である。最近は脳の左右の役割もそう簡単でないようだが、まあこういうのは血液型みたいなもんなのでわかりやすくしておこう。
そうなってくると、あとはちょっと乱暴だが4類型となるわけだ。
まず「マス右派」これは「クリエイティブで心が動いてモノが売れる」という確信と共にこの業界で育った人である。いわゆる広告クリエイターに多いが、大手代理店の営業にも結構いる。全体的に高齢化が著しい。
次に「マス左派」これは地味ではあるが、広告ビジネスの根っこを支えて来たという自負がある。テレビでも派手さのないトイレタリーや通信販売の新聞広告などなど。ずっと右派クリエイターの陰にいたが、昨今の不景気や広告効果への懐疑から出番が増えている。外資系にも多い。
そして「ネット右派」たとえマスメディアでなくても、クリエイティブのユニークさで態度変容が起きると考える。やはりクリエイターに多いだろう。
最後が「ネット左派」いま、一番発信力のあるのはここかもしれない。「完全ターゲティング」によって、「必要な人に必要な情報」が届くことを最重視する。
もちろん、中道もいれば連合もあるのだけれど、次回は各派の動向について見ていこう。
略が雑でまるで政治の話のように見えるが、とりあえずこんな感じの大雑把な4類型というわけで。