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30代半ば以降の広告営業。
(2008年7月28日)
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コミッション・ビジネスにどっぷり浸かった営業のキャリアが30代後半で曲がり角を迎えるのは、広告業界に限った話ではない。大抵の場合は、会社が何らかの肩書きを用意してくれるので、とりあえずそこに座ることとなる。
だが、その肩書きで定年まで安住できたのは過去の話である。それは「仕入れが限られているのに買い手が多い」時代なら、どうにかなる。全体の市場規模が放っておいても成長するので、分け前に与かれる。
だが、今はメディアが増える一方で、国内消費市場は縮小している。こういう時代には、コミッションの絶対額が増えないはずだ。率が下がらなくてもそうなのだから、低下したらますます問題が大きい。
そういう時に、一番困ってしまうのが「関係維持能力」しかスキルのない営業職ということになる。

広告業界の人々のキャリアの問題は、これから本格化してくると思う。その際の最大のネックが、この「関係維持能力しかない人」の存在である。
個人も困るだろうが、会社も困る。
いま広告代理店の30代後半以降の営業職で、この「関係維持能力」以上の付加価値を持っている人がいるようなら、それは若い人にとって格好のロールモデルになるだろう。
本当にそういう人がいるならば、コミッションによりかかったビジネスから、別のステージに移行する。自然と人材も育っていく。
もし、見当たらないようだとすると......それはまた別のお話。




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