広告ビジネスにおいて、コミッションへの依存とキャリアのことを考えていくと、必ず「フィー」の問題が出てくる。そうなると、「知恵を売る」ことの可能性について議論になる。
よくコンサルティング・ビジネスについての可能性を論じる人がいる。広告代理店もコンサルティングができるはずだし、フィーだってもらえるだろう。そうすれば、コミッション頼みから脱却できるではないか?という議論である。
けれども、これは結構難しい。人材的にはやってやれないこともないと思うが、別の理由で難しい。
なぜなら、広告ビジネスが手伝えるコンサルティングは「売上げ増加」のための領域だからだ。だが、広告主は求めているのは「売り上げ増」とは限らないのである。
恥ずかしいことに、自分でもそれに気づいたのは会社を辞めるころである。
「売り上げ増」を求めていないからといって、もちろん「売上げ減」を求めているわけもない。
求めているのは「利益増」である。
利益を増加させるには、単純に二つの方法がある。
売上げを上げるか、原価や経費を減らすかだ。前者は広告の役割である。だが、後者はどうか。広告費自体が経費なのだ。
「広告費を減らしましょう」といコンサルティングができれば、広告代理店も、コンサルティングビジネスをおこなうことができる。
もちろん、それができる会社があれば、という話になる。
さあ、どうなんだろう。あまりに暑くて、何だか投げやりなままで今日は書き終えてみるが
ようは「そんなに広告費をかけなくても効果的な広告手法やプラン」を提案できるようになればいいということなんだと思いますけど。
Advertimes 7/30号に掲載されたJAAのセミナーでネスレの稗田委員長が、これまではフィーへの移行は難しかったが、マスメディアが減少傾向になり、ネットなどを使うようになったらむしろ代理店から「フィーにしてほしい」って依頼が来るようになるんじゃないか、と指摘されてますが、これ、結構ありそうな気がします、今後。
こんにちは。ゴブサタです。そういう流れが起きるのは可能性としては十分にあると思ってます。その際に「自力で稼げない」人たちが、会社にとっては不良債権化することが一番難しい問題だと思います。思い切ったことが、できるのかな、という感じです。