先週5日間ほど、瀬戸内まで旅に出ていた。
毎年9月頃に国内に行くことが続いている。退職以来4年になるが海外旅行には行っていない。最初はまとまった休みがとりにくかったこともあるが、国内旅行が存外に楽しいことを知ってしまったからである。
最近、若い人を巡るマーケティングのことで話題になるのは「クルマ」「酒」「海外旅行」である。この3つは若い人が「離れ」ているということで、それぞれ対策を考えているといわれている。
原因はさまざまだと思うが、海外旅行についていえば、それは若者の「元気のなさ」の反映などではないということだ。もうこの手の半端な評論をしているうちにどんどんビジネスチャンスが逃げていくのだろうな。
今回は倉敷から入って直島、高松、尾道と回ったのだが直島に若い人が多い。最近の国内観光地は高齢者と外国人が目に付くのだが、若い人、特にグループや同性どうしが目立つ。一昨年に奈良美智のA to Zや青森美術館のシャガールを見に行った旅の時よりも、若い人のアート熱はさらに上がっているんだろうな。
もっと驚いたのは高松のイサム・ノグチ庭園美術館。ここは週3日、各日3回の定員枠がある見学コース。往復はがきで申し込むという、昔ながらの方法で、まあ平日なら少ないだろうと思ったら、20名ほどだった。定員が何人か知らないけれど、枠一杯なのではないだろうか。
別にアートをネタにしたツアーを組めばいいとは思わないけれど、国内のパッケージはまだまだ企画が貧弱だと思う。格安でグアムやバリへのツアーを出すことで若者を引きつけようとするくらいなら、国内の機会を考えた方がいいと思う。
あと、最近旅に行くところは温泉がないんだけど、これがいいのかも。温泉があるだけで、客層が広がりすぎてしまうわけだけど、「温泉もないのにわざわざ行く客」というのは、それなりに目的がハッキリしているわけで、自分の気にいったものにはそれなりにカネを払うし。
とりあえず休暇中のマーケティング的報告。