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博報堂の事件に思うこと。
(2008年11月 9日)
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自分が勤めていた会社についてコメントすると何らかの意図を感じられるのではないかと、勝手に思っていることもあって、あまり書かなかったのだが、今回の事件については一言述べておこうと思う。
それは、博報堂が障害者団体向けの「低料第3種郵便物」制度を悪用していたというこのニュースの件だ。この朝日の記事では「悪用」と書かれているが、「福祉制度を意図的に利用しようとしたものではないが、結果として制度の趣旨を逸脱することとなり認識が甘かった」というコメントになっている。
クライアントの量販店は「認識の甘さを痛感する」と認めているが、この博報堂のコメントはすっきりしないと思う。責任はない、と言っているように思える。
しかし、どうだろうか?

この家電量販店が「障害者団体」でないことくらい、誰だって分かるのではないか。普通に考えれば責任は発生すると思う。
日本郵便は博報堂のクライアントでもある。結果的に、顧客の利益機会を奪ったことになる。それだけではない。郵便はきわめて公共性の高い事業である。低額の制度は他の顧客の負担で成立しているわけだから、あまねく社会全体に損失を与えたことにもなる。
結果的に博報堂は、このビジネスによって利益を上げているのである。私の知っている限り、博報堂はビジネスにおいて、フェアな会社であった。個々人の不祥事が起きることがあっても、組織としてはアンフェアなことで利益を上げようという空気はなかった。それだけに今回のニュースには驚いている。
何かが変わってしまったのだろうか。
事実関係を精査した上で、仮に処分などもあればその内容をオープンにすることが信頼を回復する一歩だろう。
中退者が勝手なことを言っているのはわかっている。だが、こうした事件があるたびにあちらこちらで関係者は、その関係の濃淡に関わらず寂しい思いをしているのである。


コメント(3)
[ ゆうじんじ ] | 2008年11月10日 10:01


セレブコンにせよ、ホント寂しい思い、しますよね。

僕なんかはたかだか2年そこそこなので、偉いことは何もいえないですけど、人は国にせよ地元にせよ会社にせよナショナリズムとは切り離せないので、新卒で入った組織に対する思いってのはすごくあります。

しかし、最近学生に対して色々と話をしながら、2年前に言っていたことがリアルになってきていることを実感します。うれしさと驚きと寂しさの複雑な感情に苛まされているところです。

坂本龍馬はこんな気持ちで涙を流しながら東奔西走してたんじゃないかと。

自らの未熟さとタタカイながらにそんな「開国ごっこ」を楽しんでいますw。


[ Author Profile Page 山本直人からゆうじんじへの返信 ] | 2008年11月10日 12:15

複雑な感情の先にこそ、今までにないアウトプットが出てくるのだと思います。波に巻き込まれるのではなく、波を起こすような仕事をしたいですね。


[ ゆうじんじ ] | 2008年11月17日 22:21

コメントありがとうございます。
波を起こすのはパワーかかりますが、オモロイですね。

先日某同期の結婚式に出ましたが、ここの視聴率、高いんだと、改めて直人チルドレンの遺伝子の強さを知りました(^O^)/

02~04は業界に波を起こしてくれると思います。




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