年末年始のデータというのは、いろんな意味で世相を表す。
今年はどの神社も妙に人が多く、名古屋でも東京でもそういう話を聞いたし、実際に見た。近所のフツーの神社に行列ができていた、と妹も言ってたし、知り合いもSNSに書いていた。
定性データというのは馬鹿にならないもんで、やはり人出は過去最高だったらしい。
一方で、テレビの視聴率も紅白が久々によかったらしい。
こう考えると、今年は「外に出ると金がかかる」ということで、家ににいる時間が増えて、テレビの視聴率は軒並みアップするだろう。セットインユースは上がる、というわけである。
ただ、そこでCMやっても売れないものは売れないので、「広告メディアとしてのテレビ」が簡単に復権するとは思えない。むしろ「レーティングが上がっても効果はないのか」という話になりかねないだろう。
でも、テレビにとって機会がないかというとそうでもない。僕が注目しているのはBSデジタルである。
予定より遅れているとはいえ、テレビの買い替えは今年も進むだろう。そしてハイビジョンなどを見ると、地上波の番組をますます見る気がしなくなると思うんだけど、BSデジタルを見て「意外な面白さ」を発見する人は多いんじゃないだろうか。
僕は地上波は殆ど見ないけれど、BSデジタルはずっと気にしている。地味だけど結構面白い紀行やノンフィクションが充実している。簡単にいうと「大人が楽しめる」仕上がりなのである。
地上波は、もうかなり前から" Poorman's Media"と思っている。感情過多な報道と、中学生向けのお笑い番組ばかりなのだから仕方がない。だがBSにはいい意味での「テレビらしさ」が残っているように思える。
実際に広告効果を実感している事業主もあるようだが、局や代理店が本格的に売る気があるのか。「効果アリ」と言うほど、地上波の相対価値はますます下がるだろう。だが、地上波での露出はコンビニで売るような一般消費財以外では、もう止めてもいいようにすら思える。
BSの番組作りが芸能人に頼らず、本当に質のいいモノが定着すればテレビというメディアが広告媒体としても復権するかもしれない。
「地上波デジタル」に話題が行っているようだけど、僕の注目はBSである。
やはり、今年の初詣の人出は多かったんですね。
私の行った神社も、たいして有名でもないのに、参拝者がたくさんいて大変でした。
そうそう。「大して有名でもないのに」が今年の初詣のキーワード。電車賃もケチった、というより遠出しないんで「ついでにここにも」とか2箇所行った人もいたんじゃないかな。