
就職することにした。
2004年からずっとフリーランスでやってきたのだが、やっぱり会社員にはそれなりの面白さもあるので、今日から再びのオフィス通いである。
というような嘘の話でも書こうと思ったんだけど、この先がうまく続かず、下手に書くと本気にされて「あぁ、このご時勢やっぱフリーは大変なんだ」とかいう噂が立ちそうなので、とりあえずそういうネタはなし。
で、ネットが広まってから日本でも気の効いたネタが見られるようになったけど、「東京モーターショー、仰天の縮小計画」というネタは途中まで淡々と読んでしまった。
まあ、面白い方なんだろうな、と思う。
東京モーターショーが縮小される、という第一報を聞いたときにはまだ、具体的な内容が報じられていなかったので、ぼくは「ああ、部品メーカーとか大変だろうな」くらいにしか思わなかった。だから、欧米の有力メーカーが軒並みやって来ないと知った時にはかなりビックリした。
前回も前々回も、幕張まで平日に一人でフラリと出かけている。
この年代としては、フツーにクルマ好きである。モーターショーがきっかけで買ったモデルもあるし、何より晴海の時代からモーターショーというのは花形のイベントである。
祖父も父もクルマが好きで、家にはモーターショーのカタログがあった。それを見ていた僕は幼稚園児の頃に、街を行く自動車の「顔と名前」が一致していたそうで、親は「もしやこの子は天才では」と思ったらしい。
これはよくある話で、子どもというのは特に役に立たないようなことでも関心を持てばその程度の記憶力を発揮するわけで、その後の展開を見れば分かるように、特に天才とは認知されないまま現在に至っている。
子どもの頃、自宅にあったクルマはスバル1000である。それ以前は、祖父がフィアットのセダンに乗っていた。かなりのクルマ好きで「日本フィアットクラブ」とやらの会長も勤めていたらしい(らしい、というのは親族からの伝聞だから)。
いま、クルマというものがあらゆる面から見直されようとしている。
主要産業としての側面もあり、環境問題における役割も大きい。一方で、新興国の状況を見ると世界レベルではまだまだおおきな潜在需要がある。
高速道路料金の引き下げなども、クルマの価値を見直す契機になるかもしれない。
また、広告ビジネスと自動車産業は20世紀後半に長すぎる蜜月関係を築き上げてきた。ただ、その関係も大きく変わろうとしている。
というわけで、クルマをめぐるエトセトラをしばらく。