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おカネの流れと広告と。
(2009年6月24日)
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先週の話なのだが、家でテレビをつけたら、ちょうどサッカー日豪戦のハーフタイムだった。後半のスポンサーがアナウンスされるので、どこがついているのかな~と見ると、まずキリン。
これはともかくとして、その後に出てくるスポンサー名が知らない法律事務所で、さらに「ハリーポッターと謎のプリンス」までスポンサーになっている。
まあ、この日豪戦が「W杯出場を賭けた一戦」だったりすると、日本人のストレスはかなり高まっていたはずなので「消化試合」だったのは、まあ国民の健康のためには良かったのだろうが、広告ビジネスとしては、さすがに厳しい感じ。
驚いたのはその法律事務所。「カバライオン」というキャラクターが出てくるのだけど、つまり消費者金融の利息の「過払い」を返還しましょうね、という広告なのだ。(どうやら6日のウズベキスタン戦以降日本代表のスポンサーだったらしい。見てなかった)
で、カバライオンはそのキャラクター。歌はなぜか桑名正博。広告ビジネスというのは「その時代のカネの流れ」を忠実に反映している。消費者金融が「借りましょう」という時代は、そうやって貸付金が増えていく。そうなると、利益の上がる金融業の広告が増える。
今回は利息を払いすぎたので「取り返しましょう」ということになると、法律事務所にとってはビジネス機会ではある。

そうやって消費者金融から出たり入ったりするお金が、テレビ局に回って、別に出ている意味のわからんジャニーズのタレントのギャラの一部になるわけで、まあ、それが世の中の仕組みといえばそれまでなんだけど。
ただ、この法律事務所のHP見ていると結構興味深い。報酬基準も開示されているし、今後この業界も変わるのだろうなと思う。特に「ITJの価格の秘密」というページは、知らない業界のビジネスが見えて結構面白かった。
ちなみにgoogleで「カバライオン」と入れると、この事務所の広告はもちろん一番上に出てくるのだけど、純粋な検索結果としては8番目だった。
一番上に出てくるのは「Yahoo!知恵袋」のこんな質問である。
「サイ、カバ、キリンは一対一で戦ったらライオンより強いという話を聞いたことがあります。本当でしょうか?」
思うとおりにならないから、インターネットは面白い。




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