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消防署の大火事。
(2009年12月15日)
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日経が値上げするという。それも、駅売店などの店頭売りに限って、ということらしい。
朝刊が140円から160円。率にすると14%以上だから今どき豪気というか、何というか。売り上げの減少が12%程度であれば、増収になるというのがとりあえずの「目論見」ということになる。
でも、どうなんだろうか。日経のブランド価値はかなり毀損するように思える。
日経によれば、とりあえず世の中は「デフレ」だという。デフレをどうにかせい、と言っている中での「大幅値上げ」と言うのは、何なんだろうか。
デフレ・スパイラル克服のための率先垂範とうい可能性もあるけれど、おそらく「値上げでもしないとヤバイ」くらいに、減収になっていると考えるのがフツーである。
不況の中で、「売れないから値上げ」というのは、端的に言えば経営としてはNGだろう。そして「自社の経営のできない経済紙」というのは、「地震で自社ビルがつぶれたゼネコン」とか「寝タバコで全焼した消防署」のようなものだ。
そういう新聞の書くことにありがたみがあるのか。ブランド力が低下しないわけがない。
それと、サラリーマンのインサイトを無視しているのが痛い。多くの勤め人はこの値上げに対して想像以上の嫌悪を感じると思う。「代わりはないだろう」と足元を見られている気がするのではないだろうか。
まあ、広告減に加えて、実際は宅配の減少が予想を上回っているのかもしれない。もともと朝日と日経の併読者は結構多いと言われるが、60歳以上がこの一年の不況で「一紙にするか」ということになってしまったケースは多いだろう。二紙にとっては正念場ということになる。
この値上げの吉凶は、将来マーケティングテキストの「価格戦略」のケースタディになるかもしれない。




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