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今週の火曜日は、"最後の授業"だった。青山学院大学の淵野辺キャンパスで経営学部1~2年対象の「キャリア・ディベロプメント」が、今年で終わりになったのだ。
淵野辺というのは町田から二駅。最初は電車で行っていたのだけれど、クルマにしたら想像より早く行けた。後期の火曜午後は大体クルマで走っていたけれど、それも今年までだ。
最初は「遠いなぁ」と思っていたんだけど、国立府中から野猿街道を抜けるルートは、アウトレットやショッピングモールなど都心にはない施設も多く、結構寄り道もした。
後期の講義なので、毎回終わると真っ暗で寒かったことが印象的だ。
青山学院の学生と接するのは初めてだった。
4年間教えたけれど、なぜか1年目は1年生が多かった。その後2年が増えたのだけど、初年度の学生はなぜか人懐こいのが多く、その後食事に行ったり、就職の相談に乗った。
120名あまりの講義でそうした親密な関係が生まれると思っていなかったのでちょっと意外で嬉しかった。そうした私的に交友のあった学生が、当人のイメージどおりに就職できたのもありがたい。
異変が起きたのは一昨年の講義からだろうか。リーマンショック以降、学生が想像以上に不安になっていったようだ。自由に質問を書かせても「就職活動はどうなるのでしょうか」というものばかりが目立った。
2年生中心になったこともあるのだろうが、経済変動が学生生活に与える心理的影響がこんなに直截的であることを実感した。
以前なら「モテナイのですがどうすればいいでしょう」みたいな質問があって、それも一応答えていたんだけど。そう、2006年から翌年は社会にも余裕があって、かつ人手不足で就活は売り手市場だった。その余裕はキャンパスにも及んでいた。
よく若手に「夢を持て」という大人がいる。入社式などでそういうことを言う人間を基本的には信用しない。「持て」とメッセージするのではなく、自然に「夢を持てる」社会にするのが大人の仕事だと思うからである。
そんな気持ちで4年間講義をした。最初は「遠いなぁ」とか思っていたが、行かなくなると決まると、ちょっと寂しくなるものだ。
で、大学での講義がなくなるわけではなく、4月からは青山キャンパスで3~4年を対象にした新しい科目を教える。青山学院大学経営学部に「マーケティング学科」が新設されるのに伴い開講するのだ。
科目は「マーケティング・プロフェッショナル実践」ⅠとⅡを半期ずつで、週1回通年で教える予定だ。
今月末締め切りの講義内容をまとめつつ、今年のリポート採点もしなくてはならない。
そうそう。「入社前に飲みに行きましょう」とわざわざ元旦に僕の携帯にかけてきた学生との約束も果たさねば。
後輩を教えてくれて有り難う。そしてしばしの、お疲れ様でした。
僕は、3,4年を教えて22年でした。その後、別の大学で2,3,4年を教えたのは4年。そして、社会人混在の学生たちとの専門学校は13年になりました。すべてが終わる、「最後の授業」は、決まって、「社会の入口で待っているよ」だった。教えるということは教えられると言うことでもあるのですよね。今度は、さらに就活に直接的に結びつくからやり甲斐があるでしょう。後輩を宜しく。彼らを受け入れる側の「青学マスコミ会」で僕らが待っています。
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 最後の授業と、春からの講義。
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