ポジショニングという概念は結構難しい。縦軸と横軸の十字を書いて、プロットすればいいというものではない。
それは「分類」である。
ポジショニングという発想はジャック・トラウトとアル・ライズの二人が書いた「ポジショニング戦略」という本が嚆矢とされている。この本の序文はコトラーであり、「マーケティング・マネジメント」でも、トラウトらの言葉を引用している。
だが「マーケティング・マネジメント」の12版では、様子が少々異なる。トラウトらについて触れられているが、その後に「類似点連想」と「相違点連想」という概念が出てくる。
これは共著者にケビン・ケラーが加わったからだ。
これが、なんとも分かりにくい。というか分からなくはないのだが「じゃあ、どうするんだ」と考えると、結構アタマを抱えてしまう。
そして、何とも文章が読みにくく思える。だが、これは翻訳の問題ではない、ケラーの英語が独特なのだと思う。
実は、この2人については思い出があるのだ。