
11日からの週は都内で休み、17日からは東京を離れて、また戻って仕事をして、という断続的な休みだったが、まあ久方ぶりにゆっくりできたと思う。
本を読んだりしながらの典型的な室内型の休みだったが、13日に歌舞伎座で見た「駱駝(らくだ)」はかなり笑い転げた。
落語の「駱駝」は何度も聴いていて、今年の7月にも談春で聞いたばかりなのだが、歌舞伎は初めて。あそこまで笑うとは思わなかった。
ただ、死人が踊るというだけのことなのだが(だけ、と言ってもやはり凄いことだが)、ライブにおける笑いのツボというのは行って見てみないとわからない。
今まで最も笑った舞台というのは1996年のシティボーイズの舞台「丈夫な足場」の「ふとん祭り」、と言うのが自分の記憶に残っているのだが、そのとき以来かもしれない。
ふとん祭り、というネタは、とにかく舞台で息を切らせながらふとんを振り回す、という書いてしまうと本当に身も蓋もないのだが、結局俳優がカラダを張って動き回ると言うのは、映像では味わえない笑いであって、そういう意味では今回の駱駝と似ているのかも。
今年は秋に来るオペラやオーケストラのチケットもいまひとつ気が乗らないので、まったく手を出していない。ブラボーやブーイングの交錯する舞台よりも、予定調和的な伝統芸能の方が、何となく居心地がいいのかもしれない。