あまり正面切って「反省」などしない方だが、昨年については明確な「反省」がある。
一冊も本を出さなかったのだ。
最初に本を書いたのは共著の本で2000年に出した。単著は2004年に出して、その年に退職。別にノルマを決めたわけではないけれど、1年に2冊は出していた。2007年に出した直後にアイデアを考えて出版社にOKをもらっていたり、他の依頼や打診を頂いていたにも関わらず、なかなかカタチにできなかった。
仕事の忙しさだけでいくと昨年が一昨年よりも忙しかったというわけではない。うっかり先延ばしすると一年くらいあっという間に経つのである。ああ、怖い。
で、今年の3月に久しぶりに新刊を出す。昨年の9月頃に脱稿していたのだが、当然出版社の方にも事情があって少し間が空いた。ただ、慌てて出していると金融危機の騒ぎで埋もれていたかも知れないので、間が空いたこと自体はいいと思っている。
だが、先日、校正の入ったゲラをもらって改めて気づいた。
もう、全然世の中の空気が違っているのである。昨年夏以前に書いていた部分とかは、とにかく「のんびり」している。いま読んでいると、かなり呆けていえるように見えるのだ。
だからと言って、あまり危機感を煽るような書き方は好きじゃないし、そもそも3月にどうなっているかもよく分からない。
あまり時代に媚びたように書いても仕方ないので、まあゆっくりと見直してみようかと思っている。いずれにせよ、タイトルからかなり"緩い"本である。個人的には気に言っているけど、どうなることやら。