新刊を出した。と言ってもちょっと前なのだけど、改めてご案内。
「ネコ型社員の時代」というタイトルで、新潮社から出ている。概要と購入のリンクはこちらから。
タイトルからもわかるように、思いつきで書いた本ではある。編集者に「これは思いつきなんですけど」と持ちかけたら、「本なんて、すべて思いつきですから」ということで、進めさせていただいた。
2005年に出した「話せぬ若手と聞けない上司」の中で、「新入社員は猫型だった」と書いた。それが、気になっていて、ずっと世の中を見ていたら、こういう本になった。
ネコは日常に強い。つまり、何も起きなくても、その毎日を圧倒的に肯定している。
少なくても、そのように見える。
「メシ・クソ・寝る」の繰り返しで、飼主もそれに追われながら、お互い歳を重ねていく。単純でありながら、それが時間の流れだ。
日本が低成長から、ゼロないしはマイナスの時代になり、人も減れば、そうやって日常を肯定する勇気が必要になる。
だが経済成長という概念は、ネコの達観に馴染まない。
じゃあ、社員や企業はどうすればいいんだろうか?と考えてみた。
帯には「マイケル」に登場してもらった。このご時勢、あまり軽いノリに見られるのはどうかと思って「自己実現幻想を超えて」という堅い副題をつけて、バランスをとろうとしてよく分からなくなった気もするけれど、結構いい本だと思う。(←謙虚だかそうでないんだか)
この本を読んだからといって、明日から、売上げが倍増したりするような話ではないけど、興味があればぜひご一読ください。