naoto_yamamoto:Blog / 桃園雑科帳
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野菜祭り.JPGもう先週、いや先々週のことではあるが。
久しぶりに「野菜祭り」をした。家では山梨県の「畑山農場」というところから、野菜を購入している。二週間にいっぺん、七種の野菜がやってくる。何が来るかはわからない。
ただ、気候の関係で2月から間引きになって、3~4月は来ない。できないものは、できないのである。産地直送などをうたうサービスは増えて結構盛況のようだが、おそらく一年中何かくるはずだ。
だが、この農場は「できた時」しか来ない。
で、たまに来ると野菜を肴にタラタラと日本酒を飲む。これがまた楽しい。
この日はカボチャを煮て、菜の花を炒めて、ゴボウをコンニャクと炊いて、菜っ葉をおひたしにして。
さらに、夕方スポーツクラブに行った帰りに見つけた空豆と新タマネギを買って来たのでご覧のような大盛況になってしまった。
で、こうした野菜があって春鹿の純米生新酒である。
日本酒のつまみというと、魚介類がそりゃ合うのだけど、飽きが来ないのはこうしたおいしい野菜だと思う。野菜自体の甘みと、適度な塩加減が酒のおいしさを引き立てるように感じる。
ちなみに、空豆と新タマネギを買ったのは近所の八百屋だが、ここも結構気に入っている。店舗を畳んだので残念だな、と思っていたら、自宅の前に軽トラックを出して、ビールケースを台にして店を再開した。農場からの野菜がしばらくないので頼りになる存在なのである。


先週の土曜日のことである。高校のクラブの先輩が定期的に催している「日本酒の会」へ妻と行った。新酒やひやおろしやら、テーマを決めて十種類前後の酒を飲む。料理屋を借り切って、会費制。酒は主催者の先輩が一人で決めて、あとはひたすら飲む。
利き酒というほど、厳密ではないが人気投票などをする。
どれも銘酒である。最初は、酸がどうの、後味が何とか、とか言っているが、どんどん飲めてしまうので訳がわからなくなるのも時間の問題となる。十数人だが、何度も会った人もいれば、初めての方もいる。今回は神田の串焼き屋さんや、西新橋の鮨屋さんも来た。
最初は、クンクンと香りをかぎながら進むが、あっという間にただの酔っ払い。
で、飲んだ銘柄を書こうと思ったらリストがない。とりあえず評判がよかったのは奈良萬、而今、そして七田。
週明けは、仕事を終えて妻と待ち合わせて、大塚で鍋。
来週がかなり忙しいので体力を温存しておきたい感じ。



「アメリカからの御馳走」とはシカゴ交響楽団の来日演奏会である。
シカゴ響をはじめて聞いたのは86年の来日で、ショルティ指揮のマーラーの5番。東京文化における語り草の名演だった。あまりに素晴らしく、まだ売れ残っていたバレンボイムの演奏会のチケットをロビーで買ったほどだ。
だが、数日後に聞いたバレンボイム指揮の演奏会は別のオケのようだった。バレンボイムは、露骨なほどに金管を抑えようとする。あれほど、掌をオケに向ける指揮は初めて見た。
その後ワーグナーの引っ越し公演のバレンボイムは何度か聞いて、別段悪い印象はないのだが、ことシカゴ響との組み合わせだとあまりいい印象がない。2003年はボレロの演奏でトロンボーンが冗談のようなミスをした。
指揮者を「シェフ」に喩える人があるが、そうだとすればオケは「素材」ということになる。シカゴ響は超一流の素材で、いわば最高級のビーフのような感じ。
それなのに、バレンボイムは肉の脂もうまみもすべて奪ってしまっていた。ヘルシオかあんたは。
そんな中での、ハイティンクとの来日だったが、「世界最高」の印象だった。
曲目はモーツアルトの交響曲41番「ジュピター」とR.シュトラウス「英雄の生涯」。トランペットのハーセスは退いたようだが、クレヴェンジャーは健在。あらためて「シカゴのブラス」を堪能したけど、印象的だったのは弦の素晴らしさ。
近年聴いた来日オケと比較しても、ベルリンより重厚、ウィーンより流麗、ルツェルンより精緻、コンセルトヘボウより強靭。
席がLAブロックだったこともあるがシュトラウスでビオラ以下の弦がグイッと弾いた時のインパクトはゾクッとして、間もなく幸せになる。もともと自主性の高いオケである。ハイティンクはそれを知り尽くしているから、結果的に音楽がクッキリ浮き上がる。
最高の素材のうまみを引き出すシェフ。下手のソースを使わず、グリルの炭加減だけで勝負する職人のようだ。
終演後、大学の先輩と妻と三人で新宿三丁目の北イタリア料理の店へ。
メインは豚のソーセージ、子羊、牛の炭火焼のグリル。ここのシェフもまたすばらしい。


ラタトゥユ.JPG
冬になると、豚汁や粕汁の作りおきをすることが多いけど、もう少し暖かくなると、妻のこしらえるラタトゥユが常備菜になる。
一人で、家で昼を食べる時には結構重宝していて、茹でたパスタにからめるだけで簡単にできる。
もっとも自宅で作っているので、油も軽いし塩味も薄い。ワインのあてや、パンに乗せるならこのままでいいんだけど、パスタソースとしては弱い。そこで予めバターを熱したフライパンでラタトゥユに火を通しておくのがちょうどいい気がしている。
熱々の風味が漂ったあたりで、パスタと手早く混ぜて塩と胡椒で味を調えるだけ。
手打ちパスタに対して、究極の手抜きパスタ。あえて仰々しく名前をつければ「バター風味のスパゲッティーニ 作りおきのラタトゥユで」という感じかな。
冷凍庫の米を引っ張り出して、ラタトゥユと炒めて洋風の焼き飯を作ることもある。この場合は、ケチャップで和えて温卵とグチャグチャにするんだけど、これはさらなるB級感がただよう。いずれにせよ常備菜としては本当に重宝だ。



今週は久しぶりに2日連続で研修をした。
朝から晩まで、殆ど立ちっ放しというのが、最近つらい。ただ、座ると、受け手の集中力も自分の緊張感も落ちる。ジムで走る距離は伸ばせるのだが、「立ちっ放し」では、ランニングと別の力を消耗していている気がする。
それに備えるというわけではないが、火曜日に久しぶりにオーストリア料理の店に行った。溜池にある店で2年ほど前に一度行ったきりなのだけど、とても印象が良かった。
レストランではアラカルトが好きなのだけど、この日は一種類のコース。ワインも料理に合わせてのおまかせ。
オーストリア料理の店自体が珍しいけれど、単なる珍しさに終わらないいい店だと思う。
ソースが柔らかくて、フレンチともイタリアンとも異なる柔らかさがあった。
ここから2月までが、空前の忙しさ。とにかく風邪だけは避けたいんだけど。


パスタ.JPG
日曜日に、会社員時代の後輩が遊びに来た。
02年に入社した新人で、当時僕は研修を担当していた。男性二人が、それぞれ奥さんを連れてきて6名で15時過ぎから飲んで、気がついたワインが7本空いていた。
料理を出す方も横着になっていて、パスタマシンで働いてもらうことが恒例化している。最初に会った時、僕が育成担当で彼らは新人。招待しておきながら、仕事の配属も異動も勝手に決めている。まあ、いいか。
前日まで練って一晩置いたものを延ばして、マシンでタリアテッレにしてみる。
半分はポモドーロにしたけど、あとの半分はオリーブオイルとパルメザンで和えたもの。これもシンプルだけで奥深い。
あとは、鯛とホタテのカルパッチョ、蒸した野菜を塩とオリーブで。メインはローストポーク。
生のパスタは乾麺と比べると、全く別の食べ物だ。一番困るのは「いくらでもワインを飲んでよい」という気分になることかもしれないが。
ふとテレビをつけると朝青龍が優勝して、表彰を受けていた。
ハイビジョンで見ると「関取の汗をかいた肌は美しいが、政治家の額の汗は単に脂っこい」ということがよくわかる。
ハイビジョンは、日本の政治家にとっては想像以上の受難をもたらすかもしれない。
勢いがついて、気がつけば22時。
懲りずにまた、遊びに来てね。


12月も20日を過ぎると、どのレストランもクリスマスモードだったり慌しかったりするので、あまり外食はしないで出かけても家の周辺くらいだった。
ひさしぶりに行ったのは六本木一丁目のドイツ料理の店。会社員時代の後輩と食事をする約束があったのだ。
冬のメニューが幾つかあって、前菜は定番のニシンやソーセージ加えてタマネギのパイを加えてもらう。甘みとうまみのバランスが独特。
メインは鹿肉のステーキ。ザクセンの白ワイン。
ドイツ料理の店自体が東京には多くないけれど、この店は貴重だと思う。白ワインと肉、という組み合わせの食事がしたい時はよく来る。
しかし驚いたのが、想像以上の空き方。いつも賑わっているけれど、この日は僕たちの他に2名だけ。40名ほど入る店なのでかなり驚いた。
外国人も多いし、今回のインパクトを受ける店なのかもしれない。しょっちゅう、麻布や六本木で食事している人から見ると「何を今さら」と思われるかもしれないけど。
存続してもらうためにも通わなくては。


ランチ1.JPG
自宅が仕事場である。家で昼飯を食べることも多い。終日研修をしていたり、ランチタイム前後に外でミーティングがある時以外は、できるだけ家で食べる。外に出ても、かなりいろいろ店はあるのだけど、夜も外食が多いので、栄養とカロリーの調整も兼ねている。
妻が家にいると、結局任せてしまう。ただ、常備菜が多い時は、それなりに賑やかだ。
この日は、信州に行った時に買った蕎麦がメイン。カブと厚揚げを炊いたもの、右下の皿は左から、ヒジキとゴボウの煮付け、ラディッシュの浅漬け、大根の葉のきんぴら。
根菜の葉っぱが多い。どれも、ジンワリとする味わいである。


hanburg.JPG
今さら日記という程でもなく、もう6月のことなのだが、その日は爽やかに晴れていた。16時頃に仕事を終えて、自転車で買い物がてら散歩に向かう。1時間くらい走って、シャワーを浴びて食事。これができる日は、最近着々と減っていて、3月以来かもしれない。
個人的にはもっともありがたい1日である。
この日は、ハンバーグを作ることにした。結婚後、しばらくハンバーグには関心がなかったのだが、最近は家でも作る。というか、作るのは私ではないのだけど。
きっかけは、ハンバーグと白ワインである。ドイツやオーストリアの料理は肉と白いワインの相性が結構いい。そもそも赤=肉、白=魚ということは目安でしかないわけで、内蔵の煮込みのような料理でなければ、白ワインの方がおいしい、とも思うこともある。


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