
ボリショイ・オペラを聴いた。6月21日にNHKホールでおこなわれた「スペードの女王」。NHKホールだと、かなりいい席ではないと何も聴こえないので、どうしても値段の高い席が欲しくなる。だから、よほどのことがないと、このホール自体に行かない。
で、まあ今回もいいか、とあきらめていたら、直前になっていい席が「お値引き」というメールが飛び込んで来て6月に入ってからチケットを入手した。ほんと定価で買われた方には申し訳ない。
演奏の方は、主要キャストの歌唱に隙がなく、演出もシンプルにして奥深く、指揮者とオケは安定感抜群で、今回のような演奏を東京で聴くことはあまりないだろうな、と思う。
オペラは有名どころの演目は、一通り生で聞いたけれど、実は何度も聞きたいと思うものはそんなにない。自分は決してオペラ好きではないのだろうなと思う。
「スペードの女王」は一度も聞いたことがなかったので今度行ってみたのだけれど、これもまた結構厳しいストーリー。プーシキンの原作で「エフゲニーオネーギン」と類似した虚無感がある。
出てくる男が「ダメ」な感じで、チャイコフスキーがオペラにしたのも何となくわかる。