震災後の悲惨な状況が伝えられる一方、原子力発電所の安全、あるいは停電にともなう混乱がまだ続いています。
しかしながら、今後の社会や経済の危機と機会を見通して、私たちの生活を考え直すことも求められます。
報道が「現在」あるいは、一部では「回想」のようになっている中で、少しでも「これから」を考える必要があると痛感して、リポート「震災後の生活と新たな機会」をアップロードします。
マーケティングおよび人材育成が専門である筆者にとっては、専門外の領域への言及もありますが、何らかのたたき台になればと思いました。ご指摘および質問ご意見があればこちらからお寄せください。

summary 

  • 東日本大震災の影響は多岐におよぶが、直接的な被災地域だけではなく、首都圏の経済活動へのマイナス・インパクトが大きく、過去の自然災害に比してもリセッションは深刻になると思われる
  • 電力問題は中長期的に見ても経済活動や日常生活に影響をもたらす。しかし電力需給は長期的には必ずしも逼迫しておらず、むしろ新たな生活への機会になるかもしれない。
  • 今回の震災を契機として「エネルギー消費」「ワーク&ライフスタイル」「地方都市設計」などにおいて、新たな視点が求められる。これらは、新たな社会をつくる機会であり、マーケティングにおいてもあらゆる領域で「社会的視点」が求められるだろう。


127-pdf_icon.gif   Yreport_110317.pdf



久しぶりのリポートです。今回はC.クリステンの「イノベーションのジレンマ」を再読して、そこから現代日本の広告会社の経営の今後について、考察してみました。
同書はすでによく知られており、「破壊的イノベーション」の概念は幅広く援用されています。広告ビジネスを論じる際に、しばしば引用されるテーマですが、今回は「これからの組織」に焦点をあてて分析と提言を行ってみました。
広告ビジネスにかかわる人だけでなく、広くマーケティングにかかわる人にとっても有効な示唆の多い本であることを改めて実感しました。

本リポートは自由にダウンロードして、お読みいただけます。また、質問等はこちらからお寄せください。

summury

  • 参入障壁の高いマス広告のバイイングに比べて、ネット広告の市場はオープンである。その上、広告効果もはるかに可視化されたのだから、まさに破壊的イノベーションとしての条件を備えていた。
  • 一方で、すべての広告主が高度なブランディングを求めるのではなく、むしろ即効性のある販売促進施策、いわばある種の「先祖がえり」を求める傾向が強まった。
  • 広告会社の最大の課題は「価値基準」にあると思われる。「これから何が重要か」という基準が明快にならない限り、どんなに優れた資源や洗練されたプロセスも、有効に作用しない。

127-pdf_icon.gif   Yreport_110118.pdf



去る5月22日に日本広告学会第3回「クリエイティブ・フォーラム」がおこなわれました。
共通テーマは、「クリエイティブはの外へ」。これ、「ワクの外」ということで、つまりメディアの枠組みからはみ出したところで、どんな動きがあるのだろうか?ということが共通テーマ。

1日かけておこなわれたフォーラムですが、その中の研究報告として山本は「長生きし過ぎた? pseudo reality」というテーマで講演をおこないました。

※なお、この9ページに記されている「3つのクルマのCM」は1994年のトヨタ「カレン」マツダ「ファミリア」日産「セフィーロ」です。すべて「クルマ購入までのプロセス」を描いたところに共通点があります。

今回は、リポートの特別版ということで当日使用したスライドをアップロードします。本来であれば講演内容をできるだけ書き起こしたいのですが、時間の関係でまずファイルだけを公開しました。内容についてお問い合わせのある方はこちらからどうぞ。

127-pdf_icon.gif   2010CRフォーラム.pdf



ヤマモト・リポートの第2巻です。内容は「日本の広告費」の精読です。電通から毎年発表される「日本の広告費」を、少し深めに読んでいます。今回は、業種別動向を見ることで、今後のマス広告の動向を考察しました。

summary

  • マス広告のアテンションが購買に直結しにくい業種が、コミュニケーション戦略を見直して広告ビジネスの構造を変えてきた。
  • 「耐久消費財の分野ではマス広告以上に価格政策が有効である」という仮説を国を挙げての実験が証明してしまった。
  • マス広告を下支えした一般消費財も、原材料費インフレで収益が悪化すれば出稿を抑制する可能性が高い。

127-pdf_icon.gif   「日本の広告費」をじっくり読む
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こちらでは不定期に、マーケティングまたはキャリアに関する特定のテーマについての研究・分析・提言をおこないます。
第一弾として「twitterの価値構造仮説」です。twitterについて、ユーザー側からの視点で考察をしてみました。
ご覧ください。
summary
  • twitterは「公と私」「内と外」「オンとオフ」などの意識を希薄化させることで新たな「個の確立」の意識醸成を促す。
  • ユーザーが「驚き、元気になり、社会とのつながりを実感できる」メッセージが発せられれば、コーポレートコミュニケーションとしては有効になる
  • “レガシーのジェラシー”によるtwitterへの「負のラベリング」に留意する必要がある。

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twitterの価値構造仮説
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