2015年08月アーカイブ

51zouaAYg5L._SX352_BO1,204,203,200_[読んだ本]アンドレ・ジイド著 川口篤(訳)『狭き門』岩波文庫

世間的に夏休みは明けたけれど、もう少し休み気分な感じで本の話を続けておこうと思う。

8月初旬の十日ほどの休みは、本を読みながらダラダラ過ごしていてメインは「プロ倫」だったんだけど、前半で無事攻略したので休暇先で古本屋に行った。

そこは結構ユニークで、福永武彦関連の珍しい本もあり批評関連を眺めていたら、氏の『草の花』と、ジイドの『狭き門』の関連に言及している本に出会った。『狭き門』は未読だったので、その本屋を探したところ岩波文庫を置いていたので、さっそく買って読んだ。

なんか、題からしていかめしそうだが、2時間あまりで読んでしまった。そのくらい、ストーリー構成は直線的だ。

最近の岩波だとごていねい表紙にあらすじが書いてあって、しかも「ネタバレ」である。だから、先に書いてしまうけど要約すると話自体はあっけない。

十代半ばの男性のジェロームが、2つ年上の従姉アリスに恋をして将来をともにしたいと思う。しかし「彼女は愛の行為を焦れつつも、神の国を求めるがゆえに、彼の求愛を拒み続けて苦悩のうちに死んでゆく…」。

ちなみに上記の「」内は岩波の表紙に書いてある。なんか、どうかと思いません? >> 【夏の本祭り】高名な本は名作なのか『狭き門』の続きを読む