2015年09月アーカイブ

いまさら、という感じの話題ではあるけれど、テレビの「日本礼賛番組」というのは、どういう人が見ているのだろうか。とりわけ気になるのが外国人が「ニッポン・すごい」という手のものだ。

テレビだけじゃなくて、書籍にも目立つしネットでも多い。ただい、自分の身の回りではそうした話題になることは少ないし、そういうコンテンツを好きな人もあまりいない。

この間、友人と話していてふと思ったんだけど、どうやら「外国人“全般”にどう思われるか」ということには、興味がない人が多い。

一方で、仕事の中では外国人と接している人が多い。自社の取引先だったり、職場の上司や仲間だったり、あるいは製品のユーザーだったりと濃淡はさまざまだが、日常的に外国人とつき合いがあるわけだ。仕事ではなくても、外国人の友人がいる人も多い。

だから、「外国人が日本をどう見ているか」という一般的な話よりも、「目の前にいる外国人が自分をどう見てるか」ということがよっぽど大事なんじゃないか?という話になった。

まぁ、そりゃそうだ。

お客様であれば、「お買い上げいただけるか」が大切だ。職場であればいかにスムーズに協働できるか、ということになる。友人であれば楽しく付き合いたい。仕事からスタートして、プライベートで仲良くなれば、ずっといい関係を維持したいと思うだろう。 >> 「日本礼賛番組」って、誰が好きなんだろう?の続きを読む