2017年06月アーカイブ

飲食店の人と話をすると、大概は「ぜんぜん良くないですよ」というニュアンスになる。

これは、彼らなりの渡世術というところもあって「いやぁ、予約断るのに一苦労です」と言っていたら可愛げがないだろう。せいぜい「貧乏暇なしで」というのが、ご挨拶となる。

とはいえ、飲食店の様子は身近な景気の物差しになる。

会社員の頃に、ランチタイムに立ち食いそば屋の行列をチェックしていたけど、見事なほどに不景気に比例して列が伸びていた。

金融危機の後に、外国人の多かったレストランは恐ろしいほど空いていたことも思い出す。

しかし、最近の様子はどこか違う。同じ外食産業でも業態によって、かなり違っているようで、飲酒を前提にしているところは厳しくなる一方のようだ。 >> 外食と酒の「デカップリング」が、ますます進む。の続きを読む