2020年05月アーカイブ

日本でも世界でも小麦粉が売れているようで、それは家でパンなどを作っている人が増えているからだろう。家で時間があって、食べることが何よりの楽しみになる。

パンだけではなくて、餃子も皮からつくると結構楽しい。そういえばパスタも一頃よくやったなあ。

というわけで、その背景はよくわかるんだけど、これは「触感」に関係するんじゃないかと思った。パンを作るときはこねる。これが結構心を落ち着かせるんじゃないか。外に行けずに刺激が減って、さすがにオンラインコンテンツも見飽きてくると、人は積極的にある種の単調さを求めるようにも思う。そして、ソーシャルディスタンスは、人間の「触感欲」を抑制する。互いに頬をすり合わせる習慣のある人たちとか、本当にムズムズしてるのかもしれない。

ただ、パンや餃子つくりと「触感」との関係は、いま思いついたわけではない。15年ほど前に会社の大先輩の関沢英彦さんに聞いた話がヒントになっている。 >> 小麦粉が満たすのは「触感欲」では?の続きを読む