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先週の木曜日(20日)にアップロードしたこちらのリポート「広告会社に見る『イノベーションのジレンマ』」が、想像以上に多くの方の目にとまったようだった。
一口にイノベーションと言っても、ビジネス領域によってその連想は異なるだろう。出典になった本が、イノベーションを計測しやすいハイテク業界のことを書いていたので、そことの「距離感」を感じる人が、自分の業界への適用を嫌がるのも、まあわかる。
ただ、あの本には、業界や時代を超えて「普遍的だな」と思う点がある。それは、「組織の能力は無能力の決定的要因になる」ということだ。
組織を「個人」に置き換えても構わない。ビジネスパーソンだけではない。研究者でもアーチストでもアスリートでも、こうした壁にあたったケースは多いのではないだろうか。
いずれにせよ、得るところの多い再読だった。