2014年10月アーカイブ

というわけで、今日は電波メディtv04-13ア、特にテレビの現況と課題について経営的な視点から見てきました。

売上に差があっても制作費の削減には限界があるので、局ごとに営業利益はバラツキが相当あるし、きーきょくでも単独決算では赤字の年があったりするわけです。一方で、世帯視聴率の動向を見ると、テレビ朝日(EX)が相当上位争いをしているというのは、知っている人も多かったようだね。NTVと相当競ってます。

2014年度で見ると、プライムは0.1ポイントで1位。全体的には「二強」になりつつある感じです。

じゃあテレ朝は凄く伸びてるのか?というと実はそういうわけではない。2004年の年間視聴率と2014年を比べれば一目瞭然。これはゴールデンの比較だけど、テレビの視聴率自体がギュッと縮こまってる。その中で、テレ朝だけが維持してるということなんです。でも実は0.1ポイント低下してるんですね。他の時間帯でも同様の傾向。 >> テレビ朝日の視聴率は「伸びた」のではない?【講義覚え書き】の続きを読む



江原引越し

3月に実家を畳んでもう半年が過ぎた。先月は父が他界して3年。否応でも時の流れを実感する。

母が越した後は、すぐに更地になり、分譲住宅が建設されているようだ。いちど更地を見たが、あの不思議な気持ちを多くの人が味わってきたのだなぁと改めて思う。感慨、といえばそれまでだけれど、なかなか文章にはなりにくい。

既に、グーグルのストリートビューでは工事中になっているので、この半年以内に撮影が行われたようだ。

というようなことを妹と話していたら、グーグルマップの航空写真がすごい!という。

なんと、いまの写真は最後の引越しの日だというのだ。

なぜ、分かったのか?それはけっこう単純だ。家の前にトラックが3台止まっている。廃棄物も相当あったので、大仰になってしまったが、そんな日はあの1日しかないのだ。

つまり、母が実家にいた最後の日。家を畳んだ日なのである。

グーグルの航空写真が、偶然にも記念の日だった。いずれこの写真も更新されるのだろう。だから、見られるのは短い間だ。でも、どこか祝福されている気もするのだ。

グーグルの航空写真の更新日は気になる人も多いようだけど、実はこんなこともあったりするのだなあ。



去る日曜日(10/19)のNHKスぺシャル「カラーでよみがえる東京~不死鳥都市の100年」は、色の威力をしみじみ感じた。75分と言わず、もっといろいろ見せてもらえればと思ったけど、まあ編集も大変だろうし、また次のお楽しみということなんだろう。

で、内容は面白かったんだけど、どうしても気になることがあって、それは「言葉づかい」だった。というか、単純に「ど真ん中」という表現がやっぱり東京には似合わないと思うのだ。

この番組では「東京のど真ん中」「銀座のど真ん中」と2回「ど真ん中」が使われている。別に普段はこの言葉はそうそう気にならないのだけれど、今回は強い違和感を持った。

個人的な感覚だと、ここでは「東京のまん真ん中」の方が、スッと来る。

そもそも、接頭に「ど」をつけるのは関西の言い回しだろう。丸谷才一は、この表現が広まったのは野球中継の「ど真ん中」が影響していたのではないかと推測していた。これは、野球関係者に関西人が多いからではないか?と書いていたのだけれど、正しいと思う。

なぜか、野球選手は関西弁になり、それがまたエセ関西弁になったりすることは玉木正之も指摘していた。 >> Nスぺの「ど真ん中」が気になるんだけど。の続きを読む



転勤を断って会社を辞めた。最近、この手の話を聞く機会が増えた。

僕自身は20代の後半に転勤を経験している。辞令を聞いた時は「エ?」と思ったが、逆らってもどうしようもなく、引っ越した。今になっては「視野を広げるいい経験」だったと、まあ歳を重ねた中年らしいことを言っているが、当時別のチャンスがあったら、どうしていたかはわからない。

身近に聞くのは、若い人が多い。とはいえ、結婚して子供がいて、しかも独立というケースもある。こうなると、単純に「すげ~頑張れよ」という気持ちになる。ただ、転勤拒否→退社というパターンが続けば人事としては相当辛いだろうな、とも感じる。

ただ、こういうのは若手の身勝手と片づけるわけにもいかない。少し前にテレビ(クローズアップ現代)でも取り上げていたが、そもそも転勤システムが持たなくなってきているのだ。

この番組では、共働きや介護など、家族の事情を配慮して転勤猶予や勤務地限定正社員の制度導入が紹介されていた。ただ、制度以上に働く側の意識が相当に変わっているように思う。

「居住、移転及び職業選択の自由」は、憲法では22条でワンセットになってる。企業が転勤を命じるのは、契約上当然あり得る話なんだけど、じゃあ個人が「職業(会社)」と「居住地」のどちらを優先するか、というのは、まったく人によって異なるはずだ。 >> それは「転勤拒否」なのか、「居住地優先」なのか。の続きを読む



今度の台風でも多くの市町村で、避難指示や避難勧告が出たようだ。13時過ぎのニュースだと「指示」が5万人強で、「勧告」は150万人余らしい。

「勧告」よりも、「指示」の方がより強く切迫している状況で発令されて、それほどの事態になったエリアも相当あったようだ。

つまり「指示」>「勧告」となるんだけど、これって結構逆に捉えている人が多いという。最近はよく出されるので、メディアでも話題になっていた。

でも、どうして勧告の方が“強い”ニュアンスを持つんだろう?

と考えると、これはいわゆる「言葉のインフレ」の一つの例と捉えると分かりやすい気がする。

そもそも、「指示」という言葉が、子ども頃からしょっちゅう聞かされている。

一番聞くのは、学校だろう。「先生の指示に従いなさい」という感じだ。で、その指示もロクに守られるとは限らないし、言う方も「どうせ全部は従わないだろ」くらいで、指示を出している。

その後も、上司の指示や得意先の指示など、まあ人はあらゆる指示に振り回されつつ、それもまたどこか適当。でも、どうにか世の中は回っている。 >> 「指示」>「勧告」が誤解されやすい理由。の続きを読む