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元巨人の野球選手が賭博がらみの疑いで逮捕された。

プロ野球は、今世紀に入ってからの合併騒動あたりから球団経営も変わってきたが、まだどこか変わりきれないところがある。プロ野球は他を圧した興隆期があった。その頃の感覚が抜けてないのは、選手や経営者よりもメディアなんじゃないか。それは独特の言葉にも表れてくる。

2月のキャンプインを「球春」というのは、季語のようだけど、「球界=野球界」というのと同じで、球技はたくさんあっても「球」といえば野球だった。卓球をする若者を球児とは呼ばない。

だから、野球の外にも、そういう言葉が広がっていく。政治家や経営者が任期延長することを「続投」と普通に表現したり、場合によっては「ワンポイントリリーフ」などということもある。 >> 21世紀プロ野球にパラサイトする昭和メディア。の続きを読む