選挙の前になると、「首相動静」とかが慌ただしい。あちらこちらで演説をして、飛び回っている。「へえ、こんなとこで昼飯食べるんだ」とか、妙なところに目が行くこともあるけれど、今回の選挙で気になったのは「練り歩き」だ。

とにかく、毎日のように「応援演説をしては練り歩き」というパターンだ。

記事検索で「練り歩き」と調べれば、その数の多さが分かる。2014年総選挙の期間で検索したら1回だけだったので、今回は相当練り歩いているのだ。

警備の人は大変だと思うが、この練り歩きはソーシャルメディアを相当意識しているんじゃないかと思っている。

支持するかしないかはともかく、首相が地元商店街を歩いていればカメラ、というかスマートフォンや携帯電話を向ける。そして、ついつい発信する。実際twitterを「(訪れた)地名 首相」で検索すると、結構な数が出てくるのだ。

街頭演説でいくら集まっても、国政選挙はメディアで決まっていくという面はたしかにある。ただし、地方だと首相などの来訪自体がニュースになるし、一定の効果はあるはずだ。ただ、都市部だとそうはいかない。演説がすぐには効かない。だとすれば「撮って拡散したくなる」状態をつくるのは、たしかにうまいやり方だと思う。 >> 演説よりも「練り歩き+拡散」になった選挙戦。の続きを読む



参院選の投票日が明日になった。憂うつといっても、別に行きたくないとか、面倒くさいとか、そういうわけではない。

ここ何回かの選挙では、投票日が近づくにつれてSNSへの書き込みにも政治的なものが増える。自分の知人が、政治的な意見を述べるのを目にすることが多くなるわけだ。

ただ、恐ろしいことに、政治的発言というのは、その人の理性のありようを露骨に見せてしまう。

自分の嫌いな政党を攻撃するようなサイトを、片っ端からシェアしまくっているような人もいる。それも、自分のコメントがなく「無言でシェア」という感じだ。大概、自分よりも相当年上だ。

なんだか不気味な感じがするので、まあ、そっとフォローを外すことになる。

そして、選挙戦が追い込みになると、怪しい情報が飛び交う。

デマのようなものや陰謀史観とか、そういうのを無邪気にシェアしていて、それが教育に携わる仕事をしている人だったりもする。

つまり、選挙前のSNSはその人の >> 投票日前日、少し憂うつな理由。の続きを読む



(2016年7月7日)

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IMG_053650歳を越えて2年半ほどになるけれど、何か始めてみようかと思ったことがあって、それは“ぬか漬け”だった。

前から関心はあったんだけど、こういうのはきっかけが要る。SNSで知人が紹介していた無印良品のケースを買って、「上手に漬かる」という鉄粉ぬか床で始めることにした。ぬか床にも、スタートアップ用のモノがあるのだ。

糠は生き物というけれど、本当にそうだ。2年を経過して最近は調子がいい。というかちょっと良すぎるくらいだ。キュウリなどはあっという間に漬かってしまうわけで、一部冷凍して若い糠を入れた。

つまり2年ほど経ってようやく本調子になってきたわけだが、糠というのはもっともっと長生きだという。何十年も経った糠で漬けたものを出す店もあるくらいだから、少なくても自分より長生きできるのだろう。

それにしても、実際に漬けてみると面白い。定番のキュウリや大根、ニンジン、カブもいいけれど、大概の野菜は漬かる。今の時期ならアスパラガスやプチトマトもうまい。キャベツやピーマンは安定的で、軽く下茹でしたジャガイモも味わい深い。 >> ぬか漬け三昧の日々。の続きを読む



自宅の近所の内科に医者に数回行く機会があった。小児科でもあり、9時過ぎに行くと殆どが小さな子どもを連れた親子連れだ。

そして、父親が連れてくる光景も毎回見る。4組に一組くらいだと思う。

近所に私立幼稚園があるが、父親に連れられていく子も増えた。「育児に参加」というより、もっと自然な流れなのだろう。

で、ふと気になったのが「イクメン」という言葉だ。身の回りでも小さな子どもを抱えて、それなりに父親も奮闘している人を結構知っているが「イクメン」という言葉を生で聞いたことはないし、「彼はイクメン」という話も聞かない。

この言葉を検索してみると面白いことがわかる。人によって異なると思うが、一番上に出てくるのは、厚労省の「イクメン・プロジェクト」のサイトだ。

その後に出てくる見出しだが、ことごとく「イクメン」に対してネガティブだ。

「絶対になってはならない」「もうやめませんか?」「なぜ嫌われるのか?」「夫婦を不幸にする」などなど。

「父親として普通のことをしている」人に対して、何らかの称号をつけようとしている時点で、どこかずれているのだろう。 >> イクメンという「若死語」。の続きを読む



プレゼンテーション1英国のEU離脱のニュースが、最近の国際ニュースの中では相当大きく、かつ継続的に話題になっている。しかも、大上段の分析ではなく、「身近な自分ごと」として捉えている人が多いようだ。

残留派/離脱派のそれぞれの傾向については、既に多くの解説が出ている。地域・年齢・階層など、いろいろな切り口はあるだろう。ただ、日本人としても何となく察せられるのは「グローバル化という慌ただしさ」への心理と行動が、人によって違うんだろうなということじゃないか。

グローバルとデジタル。この2つの波をどう捉えるか?というテーマは、20年以上前、会社員時代に言われた。人によって違うかもしれないが、もう相当の期間「わかっている」ことではある。

ところが、人によって行動は異なる。

「グローバルを受容して、積極的に動く」(受容/積極)

これができる人は、もうまっすぐに進んでいく。成果をあげている経営者やビジネスパーソンの多くはそうしているだろう。いわば「イケイケ・グローバル」 >> 「グローバルは嫌」だけど、何もしない困った人々。の続きを読む