毎日ブログを書いてみたら、時間の流れが変わった。
(2016年4月1日)

カテゴリ:世の中いろいろ

 

今年になって、毎日ブログを書いてみた。

前からやってみようと思ったのだが、キリがいいので始めてみた。そして、ちょうど3か月が経った。

大きな理由は、「毎日違うことを考えてみよう」ということにあった。1月1日に書いたのだが、「歳をとると時間が早く経つ」理由の1つは「恒例のこと」が原因だと思ったのだ。

「今年もここに来た」とか同じことをしていると、記憶が同じフォルダに入れられる。

「定例の仕事」ばかりだと、スケジュールは埋まっていくが、それをこなしてあっという間に時は経つ。

だから、毎日いろんなテーマでブログを書いていくというのは、「毎日を違うものにする」という意味ではいいように感じたのだ。

僕が書くのは、テーマもバラバラだ。マーケティングやメディアを論じたものは、結構多くの人が読むこともあるが、能舞台の感想などはタイトルを見ただけで通過されているようだ。

だから、毎日違うことを考えるのだが、これはよかったと思う。

何となく時間が経つのではなく、1月からの歩みをハッキリと意識しての3月だ。ブログを書くのは、自分でコントロールして時間をつくることになる。何となく追われて時間が経つのとは、ちょっと違う。

あと、面白いのは「自分が苦手なこと」は結構思い込みであって、意外と克服できる、ということだ。僕は「同じことを継続する」のが苦手で、日記などはいわゆる「三日坊主」だった。そういう性格だと思ってたのだ。

ただ、一昨年の秋に思い立って、毎日食べたもの(店)と体重を記録したら1年以上続いて、今でも続けている。

そこで、今年に入ってからブログもやってみたら、どうにかなったのだ。

キャリアの仕事をしてコンピテンシーがどうのとか言って、自分の特性も分かっていて、だから独立した後もそういう仕事をしていたはずなのに、それ以外にも機会はあるかもしれない。これもまた、発見だった。

というわけで、しばらくは書いていこうと思うけれど、週に1度くらいは休みをとることにした。週末のアクセスはそもそも多くないので、土曜か日曜は休むつもりだ。3か月続いたらそうするつもりだったので、これも予定通り。

「時間が経つのが早い」と感じたら、「毎日ネタを考えて書く」はいいクスリになるかもしれない。すくなくても「気がついたら金曜日」みたいなことがなくなったのは、ちょっとした驚きだった。

「時間がない」と言いつつも、「時間はつくり出せる」というのは(嘘くさいよな)と実は思っていたのだが、結構どうにかなるんだなと改めて感じている。